看護部長あいさつ
看護部長 鈴木 由美子
病院理念「人に優しく信頼される病院」を基に、御殿場・小山地域の人口約11万人のエリアで急性期医療を担う基幹病院です。特に重症率の高い循環器疾患は、「地域住民の心臓を守る!」という強い信念をもって、24時間365日体制で受け入れをしています。
看護部の使命は、地元に根ざし、あたたかな気持ちと笑顔で地域住民の方々に寄り添いながら、一人ひとりの尊厳と「その人らしさ」を大切に、いのちと暮らしを支える看護の提供です。強みは4分野の認定看護師(集中ケア・皮膚排泄ケア・手術室看護・乳がん看護)が在籍し、熟練した専門的な知識・技術を用いた看護実践で水準以上の看護ケアの提供に努めています。
看護師教育は、急性期看護のできる自律した看護師の育成をめざした教育に取り組んでいます。また、将来、医療を担う人材育成のために、中高生の一日看護体験や昭和大学の初年次体験実習、御殿場看護学校の授業講師や臨地実習、医療機器開発に携わる沼津高専長期インターンシップの受け入れ等、地域貢献に努めています。当院での体験を通し、働く先輩看護師の姿から看護の素晴らしさや感動を伝えられ、「医療専門職者になりたい!」という夢のきっかけ作りができればと思います。
当院の看護師の約70%はパパママナースです。病院全体でワーク・ライフ・バランスに取り組み、仕事のやりがいを感じながら育児や私生活も充実できる働き続けられる職場作りも実践しています。
富士病院の看護体制
看護職員数:157名(病棟配置82名)
- 正看護師:114名、非常勤:30名
- 准看護師:12名、非常勤: 9名
- 看護助手:34名、非常勤: 5名
看護職員中看護師比率:97%
平均1日当たり看護配置数:48.0人
平均1日当たり看護補助者配置数:15.0人
看護基準:
- 一般病棟入院基本料:7対1
- 急性期看護補助加算:25対1
- 夜間急性期看護補助体制加算:50対1
- 平均1日入院患者数:106人
平均夜勤時間数:71.6時間
休日制度:4週8休制
看護方式:チームナーシング
〈平成28年8月現在〉
看護部理念
看護部理念 「質と責任の追究」
土台となる4つの質
組織づくり
- 地域の「砦」となる急性期医療・看護の提供
- 災害時救護病院としての使命を果たす
- 目標管理を用いた組織づくり
- 看護専門職として関連職種との協働を促進する
- 経営参画
看護の質の向上
- 安全・安楽を基本にケアが実践する
- 実践した看護を「見える化」する
働き続けられる職場作り
- ワーク・ライフ・バランス「WLB」の実現
- 自分が幸せだと感じられること
理想となる看護師像(コンピテンシーモデル)の人財育成
- 看護専門職としての豊かな感性の育成
- 専門性にあった知識技術の習得
基本方針
看護部の基本方針 「HEART」
こころをこめて
科学的根拠に基づいた
豊かな発想と多角的な視点で
多職種と協働していのちと暮らしを支える看護
私たちは、地域の人々の「いのち」と「くらし」を支え、安心で最良な看護を提供いたします。
精一杯の心をこめて、確かな看護と豊かな感性で互いを高め合い協働するために“HEART”を共通認識とした看護をめざします。
看護部3年後のビジョン
“基幹病院の職員として、ひとりひとりが自覚を持ち信頼される看護部組織になる。”
【使命】 地域の「砦」となる急性期の基幹病院として、安心・安全な医療と看護を提供し、地域の看護をリードする。